車屋寅次郎ものがたり

まだまだ青い…

2010.01.23

社長ブログ

  

昨日 金曜日は片山津オークションの日

いよいよ繁忙期突入なんですが、リーマンショック以来中古車市場も大打撃で車が全く売れずだぶつきぎみ…
なのかと思いきや実は全く逆で、新車が売れないもんだから当然中古車が登場せず、おまけにエコカー減税って政策のおかげで13年以上経った車は下取りに入ると全て解体処分されてしまいます。
つまり全く中古車が出て来なくなりました。
片山津オークションでは全盛期の40%程度…

そして需要のほうは 世の中不景気なもんで、お金ないからとりあえず中古車に乗ろうと考える人が多く、割と堅調。
つまり需要と供給のバランスが崩れ、下記の様な車がめちゃくちゃ高くなってます。
軽自動車全般

特に仕上がり30〜50万円くらいになるワゴンR系
軽トラック
軽バン
バモス、エブリイとかのワゴン四駆

トヨタ系低走行車、又は高年式車
低走行ワゴン

車高が高い四駆

ハリアーとかのSUV

白 黒 の車

まあ総じて高いですが、中には『新車のほうがメリットあるのでは…?』と思う価格が出ることも多々あります(*_*)

でも泣き言も言ってられません(`ヘ´)
お客さんは待っているので、厳しい中にも色々な方法で探さなければなりません。 特に苦労してるのが『軽箱バン四駆』 年末から毎回何十台とチャレンジしてますが、まともにぶつかっても成功する確率5%くらい(T_T)

もう追い詰められてる感じです…

そんな中出品されていたのが写真のバモス
18年式 四駆
走行なんと15000キロ!
車検たっぷり!
だが事故車 (-.-;)

でも頼まれていたオヤジサンは『んなもん畑物運ぶげんし、多少汚くても何でもいいから持ってこい!』てな注文。

事故車承知の上充分な下見を行いましたとこ、事故の部分は側面に集中してピラーやエンジンのある下部、足回りにはあまり影響がないと判断。
思い切って買いました!
しかも安かった!(ちょっと安すぎるくらい)

そして会社持ってきて板金のK君に見てもらった所、
走行には影響ない
一見して綺麗
だがリアゲートの開口部分、側面後方がいいかげん板金してあり正確なサイズに戻ってないことが判明
様は『チリが合ってない』状態で完全なオークション用パー直しな車。 担当のK君いわく『愛情が感じられない直し方。 きっとサビも早く出てくるかも…』とのこと

多分このまま売ってもお客さんは何も分からない可能性は高い。なんせ安いしねー。
さんざん悩んだあげくオークションに流し返すことにしました… もしかしたら10万円くらい損する可能性も充分あります(T_T)

まあこれも勉強ですね。 車屋になって11年
まだまだですわ…

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