車屋寅次郎ものがたり

発つ鳥…

2009.08.4

社長ブログ

昨日、もう10年のおつきあいになるお客さんから買い取りの相談を受けた。
お隣りに住むもう90歳になるおじいちゃんだが、病院のベッドでもう虫の息らしく、身寄りが全くないので車を換金して入院費とかの足しにしたい…とのこと

頼んできたのは昔からお人よしで、やはり一人暮らしのおばあちゃん。

ものすごく嫌な予感はしたが、とりあえず息があるうちに廃車だけでもしておかないと身寄りや相続人がいない場合、乗る人もいないのに延々と自動車税の延滞金督促状だけが来る車ができてしまう。

そして現車を引き上げに来たのだが、車は平成6年のスズキ車。? 車検も残りわずか
『いくらかにもならないの?』と、悲しげに見つめるおばあちゃん さらに悪いことに、車検証の所有者の欄には車屋さんらしき人の名前。 確認しTELしてみると、諸事情によりお金になるどころか…
さすがにおばあちゃんも諦めた様子で、『積載車でわざわざ遠方まで来てくれてありがとう。ゴメンね
発つ鳥後を濁さずとは言うけど、こんなに濁さなくてもね…』 と、何度も謝っておいでました。

おじいちゃんは京都に弟さんがいるらしいのですが、兄弟の縁もほとんど断絶しているらしく、天涯孤独。
昔、農協職員時代に、何故結婚しなければならないか…を自分に問い掛けた時の答が、まさに今のこれにならない為だった。

歳を取り、地位もお金も家族も無いと、本当に悲劇的に寂しい…

たまには早く帰って、嫁と子供を大切にしないと
ね…

この記事へのコメント

  • geRoesonesn より:

    うーん、それが見えあなたのような食べた私の最初のコメント(それがあった極めて長い)ので、私は、私はちょうど私が書かれていたと私は徹底的にあなたのブログを楽しんでい、と言う。私はにも志望のブログですライターが、私はまだすべてに新たなんだ。 ヒントあなたがいずれかを持っていますか、ブログライターのために?私は確かにと思い、それを感謝しています。

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