導入しました、汎用型コンピューター故障診断機『Ｇスキャン』

最近の車、ちょっとキーを回すと赤や黄色のランプがたくさんつきますよね。 よく見て下さい。エンジンをかけると、そのひとつひとつが順番に消えて行きます。 これは車載コンピューターが車の各部分に大量にあるセンサーを通じ、エンジンやその他の部分を順番にチェックしているのです。 エアフロ、水温、クランク角、Ｏ2量、SRS、ABS、発電量、…まあたくさんあります。
当然、どこかがダメになると消えないシステムになっていて、よく『エンジンチェックランプ』ってのが点灯します。
けど車の取り扱い説明書には『点灯した時は取り扱いディーラーに行って下さい』と、冷たい一言…
簡単に言うと、『ディーラーでしか直せないから持ってこいや』と言ういわゆる『囲い込み』なんです。 各メーカーごとの所定の機械をつながないと、故障箇所も分からない。

そこで登場したのがこの機械。 アダプターや色々な各メーカーの特徴を解析し、一台で国産メーカーの全てと国外メーカー一部の故障診断を可能にしました。
なかなかの優れものですが、値段もなかなかっすよ
(^_^;)

けど一番の目的は、ハイブリッドカーの診断。
つまり『ハイブリッドカーの故障や修理は普通の車屋では無理だろう』 と思われがちで、先進技術にも対応して投資したわけなんです。 ハイブリッドが車の世の中を占領するとは思えませんが、電気関係やコンピューター関係はますます車を占領するのは間違いないでしょう。 当然診断機も５年もすると使えなくなり、この部分の投資は避けられないでしょうね。 経験や知恵だけでなく、新しい技術も吸収していきたいです。