車屋寅次郎ものがたり
日常と冠水車
2011.04.1
社長ブログ
最近になってなんですが、10年以上ぶりに本を読んでます。 まず『ノルウェイの森』
そして今読んでるのが『告白』
いつもは入浴後に自分の部屋に入り、仕事や趣味、ネットなどでパソコンの前に座りっ放しになるんですが、家族から『顔を見る時は、飯、風呂、寝るだけやね』と言われるので、ネットタイムを一時間削り居間で読書に当てることにしました。
そして昨夜は玄米茶と小松有名店の『栗蒸し羊羹』 が出てきました。
う〜ん 安らぎのひととき。
たまにはこんな時間も作らないとね
(*^o^*)
でも読んでる本の内容が、精神が病むか崩壊する内容が多くて…(-_-#)
特に今読んでる『告白』 斬新な切り口と視点なのはいいが、自分の子供を生徒に殺された担任教師の話ですからね。 ちょっと春に読むには気分が重くなりすぎます。 てか自分の精神にも影響出そうな感じ
さて、話題は変わり『冠水車』のお話
冠水車とは水害に遭って浸水した車のことで、ご存知の通り今回の震災でも大量に発生しています。
通常、真水が侵入した車でもコンピューターや配線が腐食するのに、海水なんてほんの少し入っただけでも鉄板の間に侵入して、車を根底からダメにします。
いったい今後オークションに何千台出てくるのか…
今朝会社にこんなFAXが届いてました。
『冠水車の告白義務について』
簡単に言うと『冠水車は必ず正直に言いなさいよ!』てことです。
冠水車の評価はものすごく低く、例を上げると去年式のベンツSクラス 新車1500万円が、水にに浸かると30万円くらいになります。 それだけ冠水車ってどうにもならないもんなんですよ。
オークションは所詮キツネとタヌキの騙し合いみたいなとこあるので、少しの冠水ならシートと下の内装をはがして上手に洗浄乾燥し、知らぬ顔して出してくる連中がいます。 一年後くらいにトラブル続出し、調べてみたら鉄板の隙間と配線、コネクターがサビでボロボロ…
なんて結末となります。
最近スタンドさんや色んな場所で『ネットオークションで好きな車を卸売り価格で買いませんか』 なんて看板を見ますが、何も知らない素〇業者に近い方々が踏み込んだりする場所ではありません。
くれぐれも気をつけましょう。
ネットが広がった世の中『ものすごくお得』なんて言葉は無くなったんですから