車屋寅次郎ものがたり

40年かけて…

2011.01.8

社長ブログ

  

新年早々、事件は起こりました。

たまたまジャスコに来ていた設備屋さん、Y管工社長さんが会社裏で水漏れを発見!
やはりプロだからですかねー。私らは毎日通ってるのに、誰も気がつきませんでしたで(^_^;)

そして即座に修理開始。

いつも思いますが、設備屋さんの仕事はなかなか大変ですね。
暑いし寒いし泥だらけだし…

今回もだいたいの水道管の漏れてる場所を特定し、削岩機でコンクリートを割り、上半身地中に入れて直して行きました。
頭が下がります。

漏れていた場所は、写真の塩ビ管の継ぎ目部分で、一見誰かが鋭利な刃物かドリルで穴を開けて行ったのかと思う跡がついてましたが、実際は何と継ぎ目部分にある段差から生まれる水流の変化から、水の力で塩ビ管が削られ、何十年と言う時間をかけ小さな穴がだんだんと大きくなるそうな。
ちなみなこの塩ビ管が敷設されてから、推定40年!
こんな長い時間をかけ、水は少しずつ穴を開けていったんですな。

流れ出た場所は大きな空洞になっていて、おまけに少しずつ大きくなったから漏れた水の量は甚大で 、いったい金額的にはいくらになったのやら…(*_*)
設備屋さん曰わく、何十万円かは損してると言う話です。
けど、それより水の力になんとなく感動しました。

昔『ゴルゴ13』を読んでいて、牢屋を抜け出すのに塩だけスープを鉄格子に毎日塗り、最後は錆させて折り、脱走したのを思い出しましたねー。

うちの会社ももうすぐ50年。

この水みたいに何かを少しずつでも動かせる会社になったんでしょうか…

って、よく分からない例えになりました。(^_^)v

あはは…

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