車屋寅次郎ものがたり
Gore-tex
2010.04.22
社長ブログ
こいつが世の中に普及し出したのが1980年あたりだろうか。
当時、ナイロンなど全く水分を通さない素材で作られていたレインウエア、スキーウエアなどに革命が起き、むれた水蒸気は通すが雨は通さないと言う画期的な素材だった。
秘密は多孔質科学繊維素材だったかな…?
登場スキー大好き青年のオイラは、なけなしの金をはたいて買った『LIBERTY Bell』のダウンもそろそろボロくなり、次を考えていた所でした。
雨は通さないがムレない夢の素材『Gore-tex』がほしくてほしくて、バイトして貯めたお金をはたいて買ったのがこのスキーウエア。
その頃主流だったGore-tex+ダウンではなく、中身にはNASAが開発した新素材『スペースコート』(今にして見れば怪しい(-“-;)多分銀紙)を入れ、薄いのに抜群の保温性を実現した、その頃の最先端モデルである。
価格はバーゲンなのに上だけなのに8万円強 ちなみにその頃の一ヶ月の仕送りと同額である
(・_・;)
しかもサイズが合わない多少小さめのL。
無理して着てました。
アホです。
嬉しくて嬉しくて、毎日着て歩き『ムレても全く大丈夫さ!』と、満員電車の中でも汗だくだくで着てたっけ
f^_^;
そんなこのウエアも卒業してからは着なくなりタンスの肥やしに…
ではなく、防寒着として 春のトラクターなどの農作業、
会社でのペンキ塗り、
悪天候でのオークション下見 などなど大活躍! 今日もバッチリお世話になってますわ
もう30年近く使ってても、ダウンと違いヘタらないとこが素晴らしいです。
あと、大学時代の服をまだ着れる俺って素敵
( ̄∀ ̄)