車屋寅次郎ものがたり
ハイブリットを考える
2010.03.27
社長ブログ
これは新型プリウスのエンジンルーム
いかにインサイトと違うのかが分かる。 まあ何がどうなってるんだか(^。^;)…
トヨタが作った『技術のフラッグシップCar』なんですかねー
ここで性能を本格的に調べてきました。
プリウス
実走でリッターあたり20〜22キロ
インサイト リッターあたり19〜21キロ
その差は5%だと言う噂です
プリウスはオールモーター化を前提にしてる為、一番の利点と言われてるのがエアコンを電気モーターで動かしている点。 渋滞してる夏場の道路上でもエンジンがかからず、静かでかつエンジンの熱が発生しないから効率的だと言われてます。
このシーンでは圧勝でしょう。
インサイトの特徴は、ベースになっているシビックハイブリットをとにかくダイエット モーターの縮小 バッテリーの小型化 なんと看板であるVTECまではずしてエンジンを軽量化しました。
ここまで見ると、トヨタの圧勝な気もしますし実際プリウスの販売台数のほうがはるかに上です。
室内の質感なんかかなりの差がありますからね。
ホンダ大丈夫?
と思われる方もいると思いますが、この後にシナリオが用意されているのです。
インサイトのこのシステムの一番の利点は、なんと言っても『安さ、簡単さ』なんです。 リアトランク下にバッテリーを置き、普通なエンジンスペースにも入る小型なシステム。
つまり他車種への流用が可能で、しかも安い。
次に出てくるフィットハイブリットの価格は、ノーマルに+20万円だそうです。 『お客さん、オプションで20万円出すとハイブリットがつきますよ』なんて会話が聞かれそう…
エコかー減税は10月までなんで、ホンダはフィットハイブリットを何とか間に合わせ様と必死なはず。
もちろん同じ様なクラスへの流用も考えられてます。
フリードハイブリット
ストリームハイブリット
などなど…
対するトヨタのハイブリットはシステムの複雑さや高度な技術のせいで、高級車が現在中心
プリウス クラウンハイブリット エスティマハイブリット アルファードハイブリット クラウンハイブリット
ホンダと言うメーカーは前もスポーツCarメーカーから、見事にミニバンメーカーに転身して成功しています。
今後はどうなるんでしょうねー