車屋寅次郎ものがたり
オススメ図書
2009.11.5
社長ブログ今日は朝の全体会議も終わり、この前売った車のイモビライザー(盗難防止装置)の登録にホンダまでやってきました。
所要時間が30分ほどかかると言うことなんで、何するわけでもなくオロオロと…
そこで見つけたんがこの本 『学研まんが 燃料電池車のひみつ』
完全に子供向けな内容なんだが、みんな知ってるようで知らない燃料電池のしくみを詳しい冊子を交えながら、上手にエコや環境問題を説明していた。 面白い…(^-^) その冊子に載ってましたが、燃料電池のシステムを考えたのは、なんと風邪をひいたイギリス人の裁判官だっったそうな!
そしてかなり昔から実用化されていて、液体水素と酸素を大量に積むアポロロケットの電力は、燃料電池でまかなわれてました。
ストーリーは 地球を監視する宇宙人が100年間で0・6℃平均気温が上昇したのを発見。 このままでは人間によって死の星にされていくのは明らかなんで、一度大洪水を起こし人間を絶滅させてしまうことになった。(意外とシリアスな展開( ̄○ ̄;)) そして最後に調査しに入った宇宙人の担当者が、なんとか人類絶滅を阻止するべく人間の家庭に入り、色々エコに取り組んでる人間もいることを徐々に発見していく。
そんな中、究極のエコカーと言われる燃料電池車を開発しているホンダの担当者と話をするのである。
空気中にある水素と酸素から水を作り出す過程でできる電気を集め、モーターを動かすシステムの燃料電池。
原理は夢のようだが、4キロの水素を積むのに100キロのタンクが必要。システムがまだ巨大など問題点も多く、実用化はまたまだなのが現実…
『でも昔から僕たち技術者は、不可能と思えることを可能にしてきたんだ。 どんな難しいことも、夢をかかなえる情熱を持って挑戦すればかなうもんなんだ。』
と、目を輝かせながら子供たちに説明する技術者。
なんかちょっと感動した。(T_T)
やれ何を作れば売れる どうすれば儲かる なんてことばかり考えてる我々に、『夢をかなえる』って言葉はパンチ食らったような気がしました。 昔あの車に乗った時の喜びやワクワク… 忘れてたなー
ちょっとジーンとして目がウルウルになっているところに、ホンダの事務の子に声かけられ、恥ずかしい思いをしました。 『学研まんがみて目をウルウルにするオヤジ…』 ヤバい(-“-;) 今度から変態扱いだ
ストーリーはそんな話を聞いた宇宙人も号泣して、人類は滅亡の危機を脱するのでした。
めでたしめでたし