車屋寅次郎ものがたり
本当の低燃費車は何だ!
2013.04.10
社長ブログお客さんからこんな要望があった。
『営業車で一番得な車はなんだ?』
前々から一度本格的に挑戦してみたかった、燃費とコストパフォーマンスを突き詰める時がついに来た!
計算した結果がこれ
条件は9年間40万キロ!走る営業車の試算
対象はアクアとフィット
性能は下記
アクア
実燃費 23キロ
新車値引き後の実価格 178万円(営業車グレード)
フィット
実燃費 18キロ
新車値引き後の実価格 144万円(普通グレード)
ガソリンが150円とし、年間使用ガソリンの差は544リットル
81600円の差
9年間だと794400円の差となった。単純計算では9年間使用して40万円くらいアクアが得となる。リットル200円時代が来ると、なんと65万円くらいの差。
ただ問題がないわけではなく、ハイブリッドバッテリーがさすがに一度は交換が必要で、アクアで8万円。
車検はハイブリッドが重量税の減免がある。
事故の時はオール交換となるから、車両保険は必ず入らなければならない。
色々と合算してみると今のところ引き分けだろうか。
企業としてはよりリスクが少ないフィットに軍配が上がり、まだまだ営業車でハイブリッドが走る時代は来ないのだろうか…
200円時代だと少し変わるかな。
ちなみにこれを一般家庭、年間10000キロ換算してみると、年間18000円の差しかなくなる。
10年間乗っても18万円の差
元は取れない計算である。
200円時代でもやはり元は取れない。
まあそれだけ普通のガソリンエンジンが優秀だと言えますね。
人類が100年間近く煮詰めてきた技術ですからね。