車屋寅次郎ものがたり

職場としての北陸自動車

2021.12.1

社長ブログ

今年のタイヤ交換は少し雪の予報が早かったのもあり11月下旬からピークを迎え、例年より過酷な環境となっております。
昔の人は「原価がないから儲かる」とか言われましたが、時代は変わり車のSUV化によりタイヤは巨大となり、トルクレンチの使用で手間が増え、空気圧センサーなどの高度化など昔みたいに簡単ではなくなってきました。しかも天気悪い時多いですからね。
そして最近は、ディーラーやオート○ックスなどの販売店ではタイヤ交換はお荷物部門だと考えられています。 例えば雪がガンガン降る日にこれらの店に電話かけても「いっぱいで、今日は無理です。5時間待ちです」とか言われますが、これは何でか知ってますか?
どこの工場も作業ピットは4つ以上あったりしますが、タイヤ交換のためにあけているのは一つのみ。 他は車検やオイル交換、タイヤ販売の組み換えに割いているからです。そちらのほうがはるかに儲かるからです。
つまりタイヤ交換は、お荷物作業という扱いです。
それにまずしんどい…整備士はみんなヘトヘトでやっています。 毎日の歩数は15000~18000歩。辞めないかとヒヤヒヤしながら見ています。( >Д<;)
昔より自分で交換する人は減りました、かなり… タイヤ交換は増える一方。 それに料金はあまり変わらないし。
わが社はタイヤ交換は緊急安全性も兼ねた作業だと思っており、原則整備士は全員手を止めてタイヤ交換をします。 非合理的で私は実はどうだろ?と現場に言いますが、うちの工場長(頑固者)は「混んでる時こそ全員でやらなきゃだめです」と言います。だから早いんです。
てなわけで、この時期に車検やその他作業は通常より遅れる場合が多いのです。 まことに申し訳ありませんがお願いします。

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