車屋寅次郎ものがたり

若者

2021.08.20

社長ブログ

今日はこんなことがありました。 稲刈りスタートしたんですが何かおかしい。いつもの音がしない…
よく見たら刈った籾がタンクに1粒も入って来ない。 いやいや、○じゅう万もかけて直し納車されたばかり…そんなはずはないと、また数m刈ってみたが同じ。 これは故障だろうと開けて確認してみたら、籾を上げるスクリューが動いてない!( `д´) すぐJAの農機センターに電話したら、20代の若者が登場。 事情を説明して田んぼから脱出して分解。夕方には雨かもしれないから焦っていた。 普通なら「○じゅう万もかけて壊してなんしとるんじゃ!💢」と罵声が飛ぶ場面であろう。 実際知らずにもう倍くらい刈っていたら、オンボロなコンバインには致命傷になっていたかもしれない。
若者は開口一番「すいません。整備ミスです」 と、ベルトが空転していたのを見せていた。 これを整備していたのは誰か?と聞いたら「自分です」と正直に答えた。 その後、先輩ベテラン整備士と2人でベルトを交換して、ロスタイムは60分ほどですんで、夕方には今日の規定量を刈り終えることができた。
若者は確かにミスをしたのだが、正直に謝りその後の対応も良くて好感が持てた。
自分らも同じ修理をメインにしているが、こんな若者みたいに素直に謝っているだろうか?ちょっと考えさせられたな~ いいあんちゃんやった。 頑張って欲しいわ。( ・∇・)

コメントはこちらからどうぞ

コメントはこちらで承認の作業を行うまでは表示されません。ご了承ください。