車屋寅次郎ものがたり
水と車
2021.08.13
社長ブログ今日は線状降水帯が日本のいたるところににかかり、石川県も今夜が峠です。 今も一台エンジンが止まり救出にいって来ましたが、水を吸い込んだ可能性があります。
ではどこまで車は水に耐えられるのか? 実はほとんど無力に近いのです。
画像はタントですが、エンジン上部に吸入口がらあるので、ここに水が来たら人間で言うと肺に直接水を流し込むと同じで、そして入った水はエンジンが止まると排出できなくなり色んな場所が水だらけ。2度とエンジンはかからず、そのまま錆びてエンジンは死んでしまいます。
ボンネット近くまでは大丈夫なのかと言うと、止まってドアから水が入る高さだともうアウト。 侵入した水は車の内装に染み込み、電装品コンピューターも水没。毛細管現象でハーネスも水を吸い、何年かするとその部分から電気が漏れて原因不明の故障も起きます。
そして何より、水没する水はたいがい泥水。 泥の正体は植物と生物の腐食したもんと石。臭いがひどい😭
悪いこと言いませんから、あんなニュースで見るような水たまりに突入するようなことは、絶対しないで下さい‼️
行けるかも?
その無謀な行動は、取り返しがつかないことになります。 💀