車屋寅次郎ものがたり

不況と中古部品

2009.03.31

社長ブログ

この前売れたクラウンセダン フェンダーミラーの車
いざ整備に入り試乗していた時のこと、ふと40キロくらいで嫌な振動を感じた 原因はプロペラシャフトにヒットした跡があり、かすかな歪みがあるらしい
お客さんも気がついており、「安い車だから中古の部品でも使って直してよ」 と言っていた

ところが…

何故だか中古部品が出てこない(-.-;)
原因は簡単 車はあるが、公用車として生涯を終える車が多く、中古車として再販される確率が少ない為 中古部品として出ないのである。
新品は部品で85000円! ( ̄○ ̄;)
ヤバい 赤字くさい…

むむむーん 困った…

だがそれが今日一気に解決
オークションに同じ車種が出ていたのです。 しかも商品価値が殆どない形で まあ物がボコボコだったんです。スクラップコーナーに出ていました。
もちろんエンジン駆動系は大丈夫

昨年10月までくらいはそんなスクラップでも鉄が高かったので、車自身を買うなんて発想はありませんでしたが、不況の現在それが可能になりました。
不人気車種の場合、中古バンパーより車のほうが安いこともあるんですよ

ただし本当に部品が使用可能か、ちゃんと適合するのかはプロの知識が必要ですがね

とにかく 不況のおかげで助かりました ( ̄∀ ̄)

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