車屋寅次郎ものがたり
自慢の愛車
2009.01.21
社長ブログ
この車は平成三年式ユーノスロードスター Vspecial 1600cc 5MT 走行70000キロ
みなさんが良く知っている、ギネスブックにも載っている世界で一番売れたオープンカー『ユーノスロードスター』の特別仕様車で。 キャメルの内装に皮シート 、ナルディのハンドルとシフトノブ、それに特別色のグリーンで あの頃の若い男女のみならず、退職したオシャレな老夫婦の心まで鷲掴みにした名車である。
現在私の代で3オーナー目 先代オーナーは私の親戚にあたるN氏
自他共に認める大のクルマオタク(失礼!)で、彼が車にかけた内容は下記の通り
エンジンの徹底的整備
雨漏りの可能性がある箇所のウエザーストリップ全交換
輸入品の給油口メッキタイプと裏起毛の車カバー
幌を黒→タン色にして交換
マツダスピードのダウンサスペンス
タイヤはあえてインチアップせず14インチそのまま しかもタイヤはヨコハマのエコス。これは足は固く、クッションは柔らかく…と言ったしなやかな足を目指した結果である
そして一番の極めつけは 同色全塗装! こいつは一番の贅沢! 旧車のリペアでは常識ではあるが たいして傷んでない塗装面に同色全塗装は勇気と金がいる(^_^;)
これだけ見ても先代のこの車にかけた情熱と愛情がうかがえる たいしたもんである(T_T)
だが先代は職業が変わり、自宅がある鳥越と小松を往復しなければならなくなった 間に立ちはだかるのは、難所 『中の峠』
さすがの先代も雪に超弱いロードスターのでの通勤はあきらめ、FF車に乗り換えロードスターは手放すことにした。
だがこれだけ手と金をかけたとは言え、データがかなりな部分を支配すると言っていい中古車の世界では不利 …
ましてやオークションなどでは捨て値しかつかないのが現実である
なんとかしようと会社の展示場に飾ってみたものの、商談は全くかかってこない…
そんな時である 我が家の愛車、レガシィアウトバックが売れてしまい 代車生活をしていた嫁が『自転車を乗せられる車を買う!』宣言をした。 我が家も子供が来春で高校生。自転車を乗せられるワゴン車を買わなければならなくなり、車種をめぐり嫁と口論になっていた…
俺;『エリシオンとかエルグランドはどう?』
嫁;『でかいから×、ノア ステップワゴンクラスがいい』
俺;『やっぱりハイパワーじゃなきゃね(-“-;)』
嫁;『そんなのかんけーねー!乗るの私やし(-“-;)』
俺;『…』
と言った具合
そんなとき、『あーあ、あのロードスターに乗れたらなー 』と言ってみたら
『乗ればいいがいね、私は好きなが乗るし』
『(゜∇゜)』
ラッキーである そして彼女?は我が手中に落ちた。(御満悦)
そして我が家に来てからは夢のオープンカー生活が始まっ…
かと思いきや、さすがは19年も経った車。次々と不具合が出てくる… ウォーターポンプから水漏れ等々
そこがまた可愛いかったりして、毎月一回ペースで自分が直せる部分は手を加え、中古部品やパーツをヤフオクでゲット! 現在私の手元へ来てからは下記の部分を改良してあります
ハンドルをMOMOのウッドに(実はY下氏からの借り物)
シートをロードスター専用のフルバケット「エスケレートタイプ3」に (一度ヤフオクでタイプ1を落札したが、狭くておしりが入らず、h君のと交換してもらった)
シフトノブはホンダタイプRシリーズの、レプリカを装着、アルミの削り出し。
内装のボケている部分をはずし、汚れを落として再塗装。
そして一番お金をかけたのが、フロント足回り部分の「ゴムブッシュ」関係の全交換。
こいつは部品代よりも工賃がかなりかかります。けど、一番効果があります。
新車の乗り心地!!!!
やっぱり手間ヒマかかりますが、これでほぼ自分の理想に近い車が完成しつつあります。
だって、先代の時から一緒になって改良を重ねてきた車なんです、悪いはずがないのです。
もしかしたら、かなり長い付き合いになるかもしれませんね。
ちなみに一枚目の写真は、この前の日曜日に近所のY君と一緒に鳥越までドライブしてきた時の写真です。
真冬でも、暖房つけてオープンで走れるんですよ。 寒くないです。
てゆうか、俺って足短いのかな…
この記事へのコメント
この時期でも晴れてさえいれば、オープンドライブは可能ですね♪逆に空気が澄んでいるので厚着して、ヒーター活用すればイチバン気持ちいい頃かもしれません。
同じく週末の晴れた日にオープンにしてドライブしてましたのでまた、乗りたいです=3
社長さんのロドスタですけど…前オーナーさんのこだわりがスゴイですね!
同様のメニューを、私のクルマにもお願いしてもよろしいでしょうか( ̄+ー ̄)キラン
ホンとにやるのか!!
ぜんぜんOKだけど気合いいるよ。
婚期遅れたりしない?(笑)