車屋寅次郎ものがたり

美味しいお米

2009.05.25

社長ブログ

 

本日は早朝から田植えしてました。
と言っても通常の田植えとは多少時期をずらして植える『晩植』と言う手法での田植えです。
マニアックった話で恐縮ですが、利点としてはとにかくお米がおいしくなります。 通常、稲作で儲けようとすれば、コシヒカリのような多収量品種を沢山の肥料で育て、新米が売れる時期に早めに刈り取り市場に流すことが一番です。 まあ市場原理なんでしかたないですね。

ですがこれが一番おいしく新米を食べる方法かと言うと、少し違います。 私もあまり詳しくはありませんが、お米の味(食味)を良くするにはまず、低タンパクであること。 つまりお米が実になる8月中旬くらいに化学肥料を与えると、実にタンパク質がまわり収穫量が増えますが味は落ちます。 それを回避する目的 と、苗を育てるビニールハウスを二度使える利点があるので『晩植』が最近になってはじまりました。

人間は欲深い動物。
味が価格にあまり評価されない米とゆうの植物の場合、多く採る方向に関心が行きますが、一番多収量品種のこしひかりは 一番茎が長いとゆう欠点を持ち、倒れやすいくなってます。 沢山肥料を与え重い実がつけは、当然倒れうまく刈り取れなくなるのです。

欲をかけば我が身を滅ぼす…
よくデキてます(^_^;)

そして『晩植』 実がなる時期に朝晩の冷え込みが厳しくなったり、刈り取り時期に台風が来たりするからあまり肥料を与えられないこともあり、美味しいお米を作る条件が揃います。

ただし収穫量が少なく儲かりません。

まあ稲作はオヤジの事業なんで手伝いだけですが、我が家の食べる米はこいつがいいと思ってるんですが、残念ながら全て出荷され 我々の口には入りません。 一度は食べてみたいですね〜
まあ米なら何でも旨いと感じる私には無意味かもしれませんがね(≧∇≦)

もう一枚の写真は 私の帽子に止まっていた ふたつ星てんとうです

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