車屋寅次郎ものがたり

消防団

2009.01.6

社長ブログ

 

我が社の社風と言うか考え方として『地域密着還元型』がある
これは何かと解説すると「いつも地域近隣のお客様にお世話になっているのだから 市や町の行事ボランティアには積極的に参加しよう」とゆう内容のもの。

そんな活動の中でも 特に激しくやっているのが消防団

はた目から見た評判は
1、温泉で飲んで暴れてる
2、軍隊みたい
3、ダサい、キモい

まあこんなとこかな

たしかにそれは一理ある。
所属している団員は できたら日中でも消化活動ができる人となるため、自営業者さんの比率がどうしても高くなる。おのずと 飲んで騒ぐのが好きな方々…となるのだ。

まあそれとは関係なく宴会はみな好きですけどね

じゃ実際やっていることは何か?
1、もちろん消化活動と訓練
2、毎月の防火パトロールやチラシくばりなどの啓蒙活動
3、夏場の操法大会(競技となってて全国大会まである)の練習
4、地域によって異なるが、山火事、河川での行方不明者の捜索、重油流出などの回収…などなど
とにかく何か有事の時には動かなければならないボランティア軍団で、危険も伴うから統率は必ず取れてないといけない 。命にかかわることも多々あるので、軍隊っぽくなるのも仕方がないのである。

今までに一番すごい消化活動は 旧辰口町の『KN紡績』の火事
古い木造撚糸工場で いたる所に、化学繊維のワタぼこりが積もっているとゆう恐ろしい現場。炎上面積はグラウンドくらいあり、夜中の3時から消火開始したが、能美の全消防団、消防署、近隣の自衛消防、白山市近辺の消防団。合計20台の消防ポンプを使用しても、鎮火までに5時間かかった。   

私の役割はほとんどの場合機関員、つまりポンプ車の運転と水を出すこと。 その火事の時はポンプ車の能力を初めて100パーセント使用し、しかも4時間連続全力放水という未だ誰もやったことのない機械の限界に挑戦した。それほどの恐ろしい火災だった…

みなさん、火ってあまりにも巨大になると何しても消えないんですよ。気をつけましょう。

そして今日1月6日は、川北町消防団の出初式!

行進や式典、そして毎年恒例の「はだか放水」が行われました。

赤色の水を出すのに手違いがあり、あせっていたため写真は撮れませんでした、すいません。

わが社からは私と、塗装部門の南が参加しました。  ふたりとも、もう20年近くやってますね。

その他、整備の中田課長も根上の道林で自衛消防に加入してます。

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