車屋寅次郎ものがたり

40万キロの心臓

2012.10.26

社長ブログ

  

これはとある法人さんの営業車。 トヨタカリーナ
2200CCディーゼル

走行距離はなんと 4300000 km!

現在オイル漏れの修理のためエンジンを割り、オイルパンをはずしタイミングベルトのそのさらに奥にある部分からのオイル流出を食い止める手術をしています。
ちょうど下から心臓部分にあたるクランクシャフトが見えますが、ディーゼルのため多少は黒くなってはいますが、わりときれいに見えます。 ですが、さすがにこの距離になると昔の能力100%とはいかず、5000km乗ってオイル交換する時は半分のオイルは燃えて排気ガスとして排出。
8000キロも走るとオイルが絶え、絶命してしまう瀕死のエンジンでもあります。
燃費も当然悪くなってるでしょう。

オイルが燃えてしまうのを直すのは多額の費用がかかりすぎるので直さないのですが、とりあえずオイル漏れは食い止めてくれとお客さんからの要望です。

しかしオイルって不思議ですね。 オイルにひたってない外のダイナモとかは、こんなにサビサビなんに中身はピカピカです。

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