車屋寅次郎ものがたり

チャイナリスク

2012.09.24

社長ブログ

悪化する日中関係… テレビ等では『けしからん連中だ!自衛隊出したらどうだ!』とか鷹派的意見も多く出ていますし、私も内心はそう思ったりしています。
けど本当に中国と国交が途絶えたり貿易がstopしたらどうなるか、みなさん知ってるんでしょうか。

我が社が扱う格安タイヤですが、アジアのメーカー『フェデラル』『ハンコック』『ナンカン』なでがあります。 軽とかだとあまり変わらないんですが、40、30など偏平率が高い薄っぺらいタイヤだと国産メーカーとの価格差は大きくて、製品が良くなってきたこともありお客さんの要望がああれば使っています。
その取り扱い業者が言うにはすでに中国では工場がstop、現在は国内在庫が主力らしい。
今後緊張が高まれば全くアジアのタイヤや、安価なアルミホイールは入らなくなる可能性があります。 それはおろか車の部品自体危うく、新車が作れないどころか修理さえ危うくなるんです。
つまり、自動車産業はしばらく麻痺…
当然自動車だけではなく、純粋な国産製品を抜かしたほとんどの産業がまともに動かずパートは全て解雇、失業者があふれ深刻な事態になるのは明らかです。
それだけの危険を冒し、中国を敵に回せるるんだろうか? 明日の飯が食えなくなっても、自分の理念を貫けるほどの日本人はいるのだろうか?
その前に、そこまで予測して発言してるのかな?テレビに出てる無責任な評論家連中は…

とにかく社員や家族お客さんのために、早く仲良くなることを願ってます。

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