車屋寅次郎ものがたり
早稲刈り取り終了
2012.08.26
社長ブログ
とりあえず無事『ゆめみずほ』の刈り取り終了しました。
最初スタートしてものの2周もしないうちに、キャタピラがはずれると言うアクシデントがありました。 原因はどうやら真冬にテンションを調整したゴムのキャタピラが、真夏で伸びてはずれたらしい。
JA農機センターの若いあんちゃんが来たのですが、自分のせいではないがさかんに謝って、田んぼの中と言う悪条件下でしたが、汗をいっぱいかいて直していきました。 クレームがあってもちゃんと対処して、誠実なアフターがあれば気持ちがいいもんですね。 見習わなきゃ
しかし毎回感じるのは『仏草』と言われる稲の素晴らしいこと。
ものすごい手をかけたらちゃんと収穫量は増えるのですが、手を抜いてもちゃんと収穫できる。
建物とか日陰になる部分は背丈が高くより多くの日差しを得ようとし、水が少ない田んぼは根を伸ばし水を集める。
たくさん収穫量を求め肥料をたくさん入れると、頭が重くなりすぎてミステリーサークルみたいにべったり緑のジュウタンなり、コンバインを痛め寿命を短くする。
生命力が強く、人をちゃんと生かす反面、欲張りには手痛いしっぺ返しを与える
本当に仏の様ですね
あと刈り取ってだんだん面積が少なくなると、中にいる虫やカエルが飛び出して来るんですが、それを狙い多くのツバメやカラスが集まり食べて行きます。
トノサマガエルを八つ裂きにして食べるカラスは、残酷ですが人の方を注意しながら必死に食べています。 食物連鎖ですねー
さて、後はコシヒカリ 頑張りましょう。