車屋寅次郎ものがたり

リーフの性能と下馬評

2012.07.19

社長ブログ

   

まだ乗ったことがなかった100%電気自動車、日産リーフ
普及促進の為会社から圧力がかかっていたのか、日産の営業I君がいきなり会社に押しかけ試乗にやってきました(笑)
さてまず外観シルエット内装ですが、高級感や質感もなかなかgood ちょっとエヴァンゲリオン的かな〜
個人的にはメーター類に、もっと未来的演出があってもいいかなとは思います。
問題の走りですが、まず感じるのは速いこと! まるで高級ゴーカート
もちろん発進を頑張ると電気をかなり消耗しますが、まるで考えないとかなり速いです! 筑波大学の電気8輪自動車が、レーシングカーに負けないくらい速いと言われるのが分かります。 楽しいです(≧∇≦)

さて、問題はここから…
実用化する場合、一番問題となった航続距離。
カタログでは200キロ走れるとなっていますが、実際に街中の流れに乗って行くと200キロはさすがに難しく、エアコンONでゆっくり乗る人で150キロくらい。 真剣に飛ばすと、100キロももたないらしいです。
小松の人が金沢通勤するのは可能で、実用性はまあなんとかか。
ドライブで名古屋とかは、100キロ近くで走行するとしたら、途中で充電が必要となります。

けど充電スポットは、大都市はもちろん行政のバックアップ とかで観光地にも設置され、『無料充電スポット』なる場所まで登場。

例を上げると、能登一周はもちろん充電は必要で、充電スポット=必ず立ち寄り時間をつぶす場所となるわけで、道の駅とかに設置が進むことは間違いないです。 そして日産ディーラーを24時間充電スタンドにするらしいですね。

あと話題の2日分家庭用電源としての利用が可能なシステム『リーフ to home』
設置は補助が受けられ、自腹は35万円だとか。
こいつは考えた人素晴らしいですね。 発想が車に留まらないとこがスゴい!
『家庭用電気全てのエコキュート』なわけです。

ここでちょっと黒い話題
このシステムを使えば、無料充電スポットで電気を蓄え自宅に持って帰ることが可能で、おまけに合法…

まあそれを可能にするには、リーフの車両代金+リーフto home−補助金=370万円が必要となりますがね(笑)
とにかく、我々の業界を崩壊させるかもしれない技術でもあり、のるかそるか、今後も見ていきたいです。

この記事へのコメント

  • ボル太 より:

    こんにちわ。
    電気自動車にご興味がありますか?

    今現在は電気自動車はお金持ちが買うもの的な感じですが、将来はお金持ちじゃないとガソリン車に乗れない時代が来るかもしれませんね。

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