車屋寅次郎ものがたり
お葬式について考える
2012.04.4
社長ブログ 日本の葬式は通夜、告別式 など地域により色々と方式はあるらしいが総じて簡素ではなく手厚い、言い方を変えると面倒なものである。
今回も亡くなった当日はお坊さん2人呼んでお経あげてもらい、2日目は身内と近所の人らと仮通夜、3日目がセレモニーホールでお通夜、4日目が告別式で、斎場へ行きお骨を拾い、帰って親戚と世話役の人たちとご苦労さん会をする。 今回は東京や横浜らにいる弟やおじさん連中も急遽帰ってきて、てんやわんやである。
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けど今夜、仮通夜が終わりみなも久々に集まったもので昔話話に花が咲き、やれあそこのガラスは誰が昔割っただの、娘が成人式だ免許取っただの、いとこ会でもやろうかだの非常に盛り上がった。
そこで年寄りがこんな話をした。
『葬式は面倒なもんだが、久しぶりに会った親戚同士が結束を固め、子供や孫が葬式の段取りや後の手配その他をすることにより成長する。これが死んだばあちゃんが残した最後の置き土産ねんぞ。』
これを聞き、一同しんみり…
何でも簡素化の時代になりつつあるが、守って行かなきゃならない良い伝統もあります。 年寄りの言うこと聞かなきゃね