車屋寅次郎ものがたり

人類滅亡後

2009.03.10

社長ブログ

  

文明の痕跡が…

ではないですが、根上のとある高速道路脇の草むらに放置不法投棄され、朽ち果てている車です

すでに車のボディ部分は完全に腐食してなくなっており、エンジンとタイヤ、アルミくらいしか残ってません。 コーションプレートもあるわけないので犯人は特定不可能でしょう

だがガラスはどこへ…

最低限推測できることは、エンジンは縦置き4気筒キャブレター仕様でFR、
多分13インチアルミ 、ラジエーターの他にちゃんとクーラーコンデンサーがあるとこを見ると、年式は昭和50年あたりかな ホイールデザインから多分トヨタ車

まさに『なれの果て』
すでにプラスチック部分も分解が進んでボロボロに あと100年もすると跡形も無くなるかもしれません。

先月のディスカバリーチャンネル(ケーブルテレビ)でやっていた『人類滅亡その後』とゆう番組を思い出しました。 (科学オタクなもんで、たまに見ます)
人類が作り出したビルや科学製品も意外とモロく、壊していくのはなんと植物! (実際この車も完全に植物におおわれてました) コンクリートや鉄骨なんて、植物の根やサビで5000年ももたず、最後に残るのは自然石に彫られた文字や絵なんかで、結局ピラミッドや古代遺跡しか生き残れず現代文明の痕跡は跡形もなくなります。
そして昔からの地球の支配者である『植物』の手に戻るのです… って内容

人間が環境を破壊してもそれは一瞬の出来事、しかも人間自身に返ってきます。
動物を絶滅させるのは訳ないけど、植物を完全に根絶やしにするのはたしかに無理
そんなことを思うと、我々は植物に生かされている生き物、もしくは寄生虫なのかもしれませんね

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