車屋寅次郎ものがたり
溶けるバルブ?
2012.03.11
社長ブログ
これは、とある軽四のエンジンの3分割した上の部分 『シリンダーヘッド』と呼ばれる場所で、DOHCで吸排気 各2つずつあるバルブの一本が欠けています。
正確に言うと、溶けてるんやろか。
原因はバルブの劣化やエンジンオイルの劣化による異常燃焼などがあげられ、こうなるとピストンが上昇しても圧縮が逃げてしまい、爆発しない。 つまりエンジンとしては死んでしまっているのである。
今回はこの車が人気の軽四で商品価値も高いので、ヘッド自体をリビルト品と言う再生品に交換してエンジンを再生させるのである。
エンジンは古くなると大なり小なりバルブやピストンが磨耗し圧縮が落ちてくるもんだが、逆にリビルトヘッドを使えば
同距離のエンジンよりはるかに性能アップするはず
基本的的に我が社は『修理屋さん』であり、こんなことや板金塗装などで車を直しているのであり、逆に自分の所で修理したほうが安心してお客様に売れるってもんです。
早く元気になって、展示場に並べなきゃ