車屋寅次郎ものがたり

大きな代償

2012.03.3

社長ブログ

 

これは車検に入庫していただいた、とある軽のエンジン。
買って3年目の最初の車検になりますが、あきらかにエンジン音がおかしい…

原因はどうやら17000キロくらいまでオイル交換をしていなかった?らしいのです。
定かではないですが、とりあえずオイル投入口から中を見てみると、『おろ』みたいな白っぽい物が付着して、こげ茶色のカーボンカスがびっしりついてます。
まあ、人間で言うと動脈硬化に近いですか… 小さな穴がつまりエンジン細部にオイルが行き渡らなくなり、金属が削れ異音となり、削れた金属の隙間からオイルがシリンダー内に漏れて燃え、最終的にオイルがなくなり焼き付きます。

昔はガソリンスタンドさんがマメマメと交換を進めてくれたんですが、最近はセルフばかり。 そしてオイルは、車検ごとにしか交換しない…なんて恐ろしい人もいます。
たしかに昔よりエンジン精度は良くなり、頻繁に交換しなくてもエンジンは頑張ってくれる様になりました。
けど、ほったらかしにするとこの結果です。 (>_<)

ちなみに新品のエンジンって、聞くのも恐ろしい値段です…

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